僕らはエイリアンズ

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※このたびプロの手で毛刈りしてもらいました。

 

 

 

あむしです。

割と牧歌的に暮らしている僕らですが(ずましのことはキリンの放し飼いだと思っている)、

盛大に揉めた事案も何回かありまして、

その中でも最大級に揉めに揉めたのが友情結婚についてです。

 

友情結婚とはなんぞやというと、

(同性愛者の場合)早い話が異性と偽装結婚してしまうことで、

目的は社会的体裁とか子供が欲しいなど様々です。(大体この辺に集約するけど。)

参考になるのがドラマ「偽装の夫婦」と「逃げ恥」ですかね。

(※逃げ恥の二人は同性愛者じゃないのでまた違った事情なんでしょうけど…漫画買ってくるかな。)

 

 

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で、付き合った当初、ずましはそんな友情結婚に積極的でした。

理由は、社会的な体裁を整えておくことで批判されること無く親密に付き合えるから。

 

もうね、今まで自分を偽るのが辛くて苦しくて

ようやく自己肯定出来るようになって初めて一緒になれた恋人に

また世間を偽るように説得される衝撃たるやですよ。

 

大切なパートナーの想いを尊重してなんとか形にしてあげたい!

っていう気持ちと、

自分たちの関係性よりも体裁を取る人間をこの先信用出来るわけないだろ。

とで板挟みに合ってしまい、

 目の前の人に対する不信感と社会制度に対する鬱屈とした気持ちで真っ暗になり、

  

ましてや昨今のLGBTブームの最中。社会の動きを確かに肌で感じるこの時代に

どうしてこの人は世間に訴えかける道を選ばないのか、戦う道を選ばないのか、

ひたすら悲しくなった記憶があります。

 

 

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しかし今となってはどうでもいい話だなと…

 

 

同棲生活を続けていくことで絆が出来てきたというか、

客観的な関係に拘るより、主体的に暮らしやすい環境に整えていくことは全然ありじゃんかと。

そんな風に思っとります。制度使ってナンボ。

しばらくこの事で話し合いをしてないけれど、ずましは今どう思ってるかな。

 

同性婚の実現は若い人のために支持しつつも、

結局制度があっても理解が進まないので選択することはなさそうなんですよね。

僕らには同棲以上の変化が産まれないだろうな~と考えています。

 

こんな世の中でも、楽天カードは家族カード発行してくれるし、

航空系はマイルの紐付けしてくれるし、

同性パートナーでも受け取れる保険もあるみたいだし、

ほしいものの殆どは民間が叶えてくれてて。

 

意外と左利きのグローブがちょっと高い程度の世界と変わらないのかなと。

 

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結婚式やればいいのに~とかたまに茶化されるんですが、

そんな知ってる人間に改めて報告することなんてスーパーどうでもいいので、

 

 

 

 

 

 

 

どっちかっていうとお揃いの指輪とかが欲しいです。

 

 

 

 

 

ユーリとヴィクトルみたいに。

 

 

 

 

 

 

 

なぁずましくん。