大切な人とのこれからの話

 

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40年50年連れ添ったパートナーに先立たれ、

二人の財産を相手の親族に取られてしまい訴訟を起こした話。

 

 

 

 

 

今現在同性婚はありません。

だから僕たちは、こういった出来事から身を守ることが出来ま

 

 

 

…せんという訳ではないのです。

 

 

付き合って同棲してはい終わりではなく、その先もずっと二人で生きてくわけで、

この先も平穏に暮らしていくためにはもうちょっと準備すべきことがあります。

 

今回の人たちはそれをやってなかったから揉めてるっていう話で、

いい機会だから僕らも話し合う時が来たのかもしれない。プロポーズみたいだね。

 

 

 

 

で、必要な物とは何かというと、

代表的なのが「任意後見契約書」と「遺言書」のふたつであります。

いわゆる公正証書がこれですね。

(もしくは養子縁組なのですが僕が極力したくないので今回省きます。)

 

 

 

 

以下ちょっと調べたものをざっと纏めますが、

”そろそろ次”を考えてる人はぜひ自分たちでも調べてみてください。ヽ(・∀・)ノ

参考:LGBTライフサポートセンター

 

 

 

 

①任意後見契約書

判断力の落ちたパートナーに代わりに預貯金や不動産といった財産を管理出来るほか、

療養看護(医療行為への同意以外)が出来るようになります。

逆にこれが無ければ、パートナーがもし痴呆や脳の病気になったとき

急に共同生活に支障が出たりパートナーの身辺介護が出来なくなります。

 

病院などで面会を断られてもパートナーとしての効力を発揮してくれますよ。

同一住所の保険証があればOKみたいな話も聞きます。

これ含め最終的に現場での判断になるそうですが、あると根拠が強まります。

 

 

また書式がちょっと不明だったのですが▽みたいなニュースもみかけましたさっき。

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事前に「何かあった時はこの人に任せる!」と書類で残しておくと、

緊急時の説明も、医療行為に同意も、死後立ち会いも出来るそうです。すごい!

これは基本は病院とのやりとりって感じでしょうか。

 

 

 

②遺言書

パートナーへ財産を相続したいときに必要。

祭祀承継者の項目を盛り込むことでパートナーに喪主をお願い出来るようにもなります。

このタイミングで家族にカミングアウトとなる場合、

残されたパートナーを守る意味でも必要となってくると思います。

 

 

 

 

 

…と、大体この2つを用意していれば

今回のニュースの件はクリア出来たんじゃないかと思います。

 

気になった方は是非、弁護士さん行政書士さん等に問い合わせてみてください。

今は当事者と公表している弁護士や行政書士もいらっしゃいますよ〜。

 

 

 

 

 

 

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現行制度でも自衛する手段はあります。

そこそこ費用のかかる話で不公平感は否めませんが、

まずはパートナーや自分を守って、それから平等を訴えたいところですね。