隣の家族は青く見えるを観て思うこと

(※ドラマを見てない人は半分置いてけぼりな内容かもしれんです)

 

 

終わりました…

この燃え尽きた感……

 

 

ドラマ人気を牽引した愛され同性カップルの”わたさく”。

付き合ってる中で一番綺麗な瞬間を切り取ってくれたような、

観ていて本当に微笑ましくて美しい二人でしたね。

 

眞島秀和さん格好良かったね。僕はわたるん派だよ。みんなはどうだい。

 

 

 

 

ってさ。

 

ところで劇中、朔は渡の母親と何度か顔を合わせていて、

ゲイだとカミングアウトしたことで家族と絶縁状態だった恋人との、

その間を取り持つ重要な役割を担ってた訳ですが…

 

そういえば2年一緒に住んでて、

我が家は多分お互い両親に会ってないのですよ。

世の同性カップルの皆様はどうなんでしょうか、そういうもんすか。

 

 

 

別居のカップルだったらまだ言い訳(?)出来るんですが、

一緒に住むっていうある意味世間に対してマイルドなカミングアウトというか、

大体自分達にとってすら結構なターニングポイントを迎えるにあたってさ、

 

 

「これからは向こうのご両親が遊びに来たりするだろうかな。」

 

 

なんて構えていた訳なんですが、

自分たちから動き出さない限りそんなことは無くて。

 

別にカミングアウトしたいしてくれさせてくれなんて微塵にも思わないけど、

ドラマとは言え家族と上手に付き合ってるところを観ていると

羨ましいのか何なのか、心にモヤつくものが出来たりするのです。

相手の親にとって僕って、居ないようなもんなのかな〜とか。

逆もそうなのかな。不安に思ってるだろうか。

 

 

 

 

君が一番大切だから君の家族も大切にしたい!と

若気の至りでスタートした気持ちは徐々に考えが変わってきて、

 

個としての彼と僕の幸せを一番に考えるようになり

(だから周りのために行う友情結婚なんて話にも出てこなくなり)、

 

おかげでお互いのライフスタイルに過干渉することなく

今の僕らの関係はものすごく「うまくいってる感」があるのだけれど。

 

 

 

なんかこう…脆いと思っているわけじゃないけど、

 

僕とずましだけだった縁の結び目を、

もうちょっと増やしていってもいいんじゃないかなと。

そう思うようになってきたのかもしれないです。

 

 

 

 

色んな人が彼を愛して欲しいと望むのはきっと、

高畑淳子の怪演が一番効いてるんだろうな。そんなあむしでした。